肩こりの放置をするとどうなる?
2025/04/15 15:43 トレーニングコラム
こんにちは。
浜松市・豊橋市のパーソナルトレーニングジム
S-pace【エスペース】です。
生活している中で肩こりになる方はいらっしゃいませんか?
肩こりや肩の痛みは、多くの人が経験する悩みの1つです。
デスクワークの増加やスマートフォンの長時間使用により肩に負担がかかりやすくなり、
慢性的な不調を抱えている人も少なくありません。
しかし、「肩がひどい」と感じても、そのまま放置してしまっている人も多いのではないでしょうか?
「少し休めば治るだろう」「そのうち良くなるはず」と思っていると、
症状が悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。
今回は、肩の不調を放置するとどうなるのか、考えられる原因や改善策について詳しく解説します。
早めの対策をすることで、肩の痛みや違和感を軽減し、快適な生活を取り戻しましょう。
1. 肩の不調を放置するとどうなる?
肩の痛みや違和感を放置すると、次のような問題が生じる可能性があります。
① 痛みが慢性化し、治りにくくなる
肩の不調を放置すると、筋肉の緊張が続き、血流が悪化します。
その結果、肩のこりや痛みが慢性化し、治りにくくなることがあります。
軽い違和感のうちに適切な対処をすれば早く改善しますが、長期間放置すると、
整体や治療を受けてもすぐには良くならないケースが増えてしまいます。
② 頭痛やめまい、腕のしびれを引き起こす
肩こりがひどくなると、首や頭にも影響が及び、頭痛やめまいが起こることがあります。
また、肩周辺の神経が圧迫されることで、腕や指のしびれを感じることもあります。
これは、筋肉の緊張が神経や血管を圧迫してしまうために起こる症状です。
放置すると、日常生活に支障が出るほどの強い痛みや不調に発展することもあります。
③ 四十肩・五十肩に発展する可能性
肩の不調を長期間放置すると、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)を引き起こすことがあります。
この症状は、肩関節の炎症により腕を動かすのが困難になり、日常生活にも大きな支障をきたします。
特に、痛みが強くなると、服を着るのが難しくなったり、髪を結ぶ動作ができなくなったりすることがあります。
④ 姿勢が悪化し、さらに肩こりが悪化する
肩の痛みを放置すると、無意識のうちに痛みを避けようとして姿勢が悪くなります。
猫背や巻き肩(肩が前に出てしまう状態)になると、さらに肩への負担が増え、悪循環に陥ってしまいます。
姿勢の悪化は、肩こりだけでなく、腰痛や全身の不調にもつながるため、早めの対策が必要です。
2. 肩の痛みの原因は?
肩の不調にはさまざまな原因があります。
自分の生活習慣を見直し、どの要因が関係しているのか確認してみましょう。
① 長時間のデスクワークやスマホ使用
長時間同じ姿勢で作業を続けることで、肩や首の筋肉が緊張し、血流が悪くなります。
特に、パソコン作業やスマートフォンの操作を長時間行うと、肩に大きな負担がかかります。
画面を覗き込むような姿勢は、肩こりの大きな原因の一つです。
② 運動不足
筋肉は動かさないと硬くなり、血流が悪化します。
運動不足の人は、肩や首周りの筋肉が凝り固まりやすく、肩こりを引き起こしやすくなります。
特に、普段からあまり運動しない人は、意識的にストレッチや軽い運動を取り入れることが重要です。
③ ストレス
ストレスが原因で肩の筋肉が緊張し、こりや痛みを感じることもあります。
精神的なストレスは自律神経の乱れを引き起こし、血流を悪くするため、肩こりが悪化しやすくなります。
ストレスを溜め込まないよう、リラックスする時間を作ることも大切です。
④ 枕や寝具が合っていない
寝るときの姿勢や寝具も、肩こりに影響を与えます。
枕が高すぎたり、硬すぎたりすると、首や肩に余計な負担がかかり、朝起きたときに肩が痛くなることがあります。
自分に合った枕やマットレスを選ぶことも、肩こり予防のポイントです。
3. 肩の痛みを改善するための対策
肩の不調を放置せず、早めに改善するための具体的な対策を紹介します。
① ストレッチを取り入れる
肩こりを解消するためには、肩や首のストレッチが効果的です。
簡単にできるストレッチを習慣にすると、血流が改善され、肩の痛みを和らげることができます。
首をゆっくり左右に倒すストレッチ
- 背筋を伸ばして座るか立つ。
- 右手で左側の頭を持ち、ゆっくりと右側に倒す。
- 左の首筋が伸びているのを感じながら10~15秒キープ。
- 反対側も同様に行う各方向で2~3回繰り返す。
ポイント
- 伸ばす側の肩はリラックスさせる。
- 痛みを感じるほど無理に伸ばさない。
肩を回してほぐす運動
- 背筋を伸ばしてリラックス。
- 両肩をゆっくり前から上、後ろに向かって大きく回す。
- 10回前回し、10回後ろ回しを行う。
ポイント
- 肩だけでなく、肩甲骨を意識して動かす。
- 呼吸を止めずにゆっくり行う。
腕を大きく伸ばして肩甲骨を動かすストレッチ
- 肩幅より少し広めにタオルを持つ。
- 両手を上げ、タオルを引っ張りながら肩甲骨を寄せるように下ろす。
- ゆっくりと10回繰り返す。
ポイント
- 背筋を伸ばし、肩をすくめないようにする。
- ゆっくり動かすことで筋肉をほぐす効果がアップ。
② 壁を使った肩甲骨のストレッチ
- 壁に手をつき、手の位置を肩の高さにする。
- 体をゆっくりひねるようにしながら、胸を開く。
- 10秒キープし、反対側も行う。
- 左右2~3回ずつ繰り返す。
ポイント
- 胸を開く意識で行う。
- 無理せず気持ちよく伸ばす。
3. 日常生活で肩こりを予防するポイント
運動だけでなく、日頃の習慣を見直すことも大切です。
1.姿勢や動くことを意識する
- 正しい姿勢を意識する(猫背にならないようにする)
- デスクワークの合間に肩を回す(30分に1回はストレッチをする)
- 肩を冷やさない(冬は温める、夏は冷房対策をする)
2.こまめに休憩を取る
長時間同じ姿勢を続けると、肩に負担がかかります。
デスクワークやスマホ操作の際は、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かすようにしましょう。
3.入浴したり身体を温める
肩こりがひどいときは、お風呂にゆっくり浸かって筋肉を温めると、血流が改善されて痛みが和らぎます。
蒸しタオルを使って首や肩を温めるのも効果的です。
4.適度な運動をする
ウォーキングや軽い筋トレを取り入れることで、肩周りの血流が良くなり、肩こりを予防できます。
- ウォーキング(肩甲骨を意識して歩く)
効果
全身の血流を促進し、肩周りの筋肉の緊張を和らげる。
リズムよく腕を振ることで肩甲骨が動き、可動域が広がる。
やり方
1. 背筋を伸ばし、顎を軽く引く。
2. 肘を軽く曲げ、腕を後ろに引くように大きく振る。
3. 肩甲骨がしっかり動くことを意識する。
4. 20~30分程度、自分のペースで歩く。
ポイント
・スマホを見ながら歩かず、目線は前へ。
・肩をすくめず、リラックスして歩く。
- 公園の鉄棒を使ったぶら下がり
効果
肩や背中の筋肉をストレッチし、肩甲骨の動きを改善する。
猫背の改善や背筋強化にも効果的。
やり方
1. 鉄棒やぶら下がれる場所を見つける。
2. 両手でバーをしっかり握り、腕を伸ばしてぶら下がる。
3. 10~20秒キープし、2~3回繰り返す。
ポイント
・無理に長時間ぶら下がらず、少しずつ慣らす。
・体がリラックスできる程度に力を抜く。
まとめ
肩の不調を放置すると、 慢性化しやすく、頭痛やしびれ、四十肩・五十肩のリスクが高まる ため、
早めに対策することが重要です。
ストレッチや運動、姿勢の改善を意識しながら、日々の生活の中で肩の負担を減らしていきましょう。
もし 痛みが長期間続いたり、しびれがある場合は、整形外科や整体で専門的な診断を受ける ことをおすすめします。
肩の健康を守るために、今日からできることを実践していきましょう!
浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。
今回ご紹介したもの以外にも腰痛予防のお尻のストレッチや腹圧向上のトレーニング、
肩コリ予防の運動など様々な運動をご提供できます。
ご不安や、ご質問があればS-pace一同お待ちしておりますのでお気軽にご連絡ください。
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